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牛さんに名付けるという事。

 

 

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Emeat ではお馴染みの東京のお寿司屋 『 酢飯屋 』 の現場を回す若手の

大山浩輝くん山本祐也くん、そして、たまたま酢飯屋で前日お手伝いし

ていた横山力さんがはるばる牧場に遊びに来てくれました。

 

 

 

 

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今回の目的は、先日いよいよ出荷した自身の名前の付いた牛さん

『がんばれ!大山くん』の大山くんへの報告と、その大山くんが名付けた

『 金目鯛 』の様子を見にくるということでした。そして受精卵で産まれた

新たな『結』の子に、新人の山本祐也くんが名前を付けるという事でした。

 

 

 

大山浩輝くんが『 金目鯛 』と名付けた時の様子はこちらです。

 

 

  Emeatにっき →  Click!  『 酢飯屋ちゃんの贈り物 』

 

 

 

 

 

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20歳、24歳の寿司職人修行中の二人が牛さんに名前を付ける。

そして体温を感じ、出荷の時にはソワソワし、それまでに料理人として成長し、

牛さんのお肉に対面する。やらせといて何なんですが、こんな事が20代で経験

できるなんて正直羨ましい!と思いつつ、この牛さんが存在している事で、どん

なに辛い修行であっても踏ん張って欲しいという思いが強くあります。

そして、無責任に名付けてもらってる訳ではなく、名付けて頂くというのは、最

大限に能力を引き出して出荷までたどり着かせるという牛飼いの強い責任感を

私達に与えてくれるんです。

 

 

 

 

 

 

 

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牛さんに名前をつける。

もちろん名前ではなく番号で管理してるのが愛情がないという事では全く

ありません。我が家も昔は番号管理でしたし、名付けたものの出荷が辛く

て番号管理に戻した時期もありました。動物を飼う以上愛情がなければ成

り立たない職業だと思ってるので、牛さんを飼ってる人はどんな方法であれ

牛さんが大好きだと信じています。といいますか、牛さんにとっては名前だ

ろうが番号だろうが「なに勝手にやってんだ」という感じかもしれません。

 

 

 

牛肉をうまく売るために牛さんに名前を付けたわけでなく、牛さんに名前

を付けて管理する牛飼いとしてのそんな日常を私が送りたくて、でもそう

すると出荷の時辛くて、だったら販売までやる事で出荷が終わりではなく

途中になるから、なんか自分の中でバランスが取れるかなと、いろんな方

に協力してもらってEmeatという販売活動してる訳なんです。

 

 

 

ですから、牛さんに名付けるという行為で自分以外の誰かにやる気を与え

たり、繋がったり、そしてそれによって私達も身が引き締まったりと、

そういう場面に出会えた時にとっても幸せな気持ちになるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20:00 | comments(0) | -

千歳登場予告

12:55 | comments(0) | -

岡田大介の弟子、大山くんにがんばって名付けてもらう!



今年に入ってからたくさん日記に登場している『酢飯屋ちゃん』


子牛に息子さんの名前を付けたら母牛になり、子を産んでその子に『酢飯屋』と名付け、
酢飯屋を営む寿司職人の岡田大介さんが「これを扱わないのは自分の中で嘘になる」と
複雑な肉の流通を1頭まるごと買うという事で実現した夢の《酢飯屋で酢飯屋ちゃん》


お寿司での握りや、お昼のcafeでのランチや、不定期開店の【寿司屋の牛レストラン
も大反響でいよいよ来月、ずっと企画していた大きなイベントを行います。




これまでになかなか交わらなかったお肉とお寿司、全てが手探りな私達はどんなに忙し
くても毎月必ず時間を作って実際に顔を合わせた打ち合わせの時間を何度も設けてきま
した。お肉の感想、お客さんの反応、可能性、寿司屋とお肉がこれまでに交わらなかっ
たからこそ見えてくる事がなにより新鮮で楽しくてワクワクしました。脂と赤身が抱え
る問題点が実は似通っていたり、生の物を生で出す鮮度管理技術の高さ、捌いてみない
と中が分からない魚から見た牛さんのお肉に対する寿司職人ならではの考え方など、新
しい発見だらけです。時には生き方そのものの話になって、時間を忘れ、気づけばお互
い猛烈に喉が渇いていたりする事がたくさんありました(笑)









タイミング次第ではお互いに『酢飯屋ちゃん』をランチしながら打ち合わせです。
もちろん目の前でお客さんが美味しいと喜んでる姿を見たらなによりも嬉しいの
ですが、実際に毎回扱う岡田さんが提供するだけでなく「美味い!美味い!」と
部活帰りの少年のように『酢飯屋ちゃん』を楽しむ姿を見るのは本当にしあわせ
なのです。






そして、大大大好きな写真がこれです。
寿司屋の牛レストラン終了後のまかない飯の風景なのですが、「お前ヤバいの作ったな!」
と岡田さんも苦笑いしながら19歳の弟子「大山くん」が作った酢飯屋ちゃんのチャーハン
を何度もおかわりしながらみんなでキャッキャと楽しんでる光景は最高のひと時で、いつま
でもその場所にいたくて、群馬への終電を乗り過ごし上野のカプセルに泊まり始発で帰って
くるほど大好きなのでした(笑)








そんな大山宏樹くん(19歳)が休みの日にバイクで牧場に遊びに来てくれました。


以前、岡田さんにどうしてSNSで企業ページを作らないで個人のページだけでやってるの?
と質問した事があり、意外な答えが帰ってきました「友達に寿司職人は何人いますか?」
牛の世界も跡取り問題があると思うのですが、寿司職人はもっと後継者がいないんです実は。
キツイ厳しい儲からない、そんなイメージがあって、だからカウンター越しの関係生ではなく
寿司職人ってこんなに楽しいんだ!と岡田大介の生き様を伝える事で弟子希望が殺到する
ようなカッコイイ寿司職人になりたいんです。実は明日から18歳の子がウチに来ます。
そう嬉しそうに話していた子がこの18歳の大山くんだったのです。


ちょうどその時、母牛になった岡田さんの息子さんの名前を頂いた母牛『ゆい』が第三子を
産んだので、岡田さんは『がんばれ!大山くん』と名付けたのでした。








毎月打ち合わせに行っていたので、時には包丁で派手に手を切った大山くんがいたり、
牛の大山くんと一緒に酢飯屋の大山くんの成長も「がんばれ!」と特別な感覚で見守って
しまう感じです。実際に大山くんとはそんなに会った事がないのに、普段から牛の大山く
んの事を「おーちゃん」と呼んでいる癖がどうしても抜けず、「おーちゃんは何で寿司を
やろうと思ったの?」と母親みたいな馴れ馴れしい感覚で無自覚に会話している自分がい
てハッとして思わず笑っちゃいました。






『酢飯屋ちゃん』の妹である『千歳』の成長を確認する「大山くん」








岡田さんの弟子という事で、岡田さんもやった直腸検査をやってもらいました(笑)










そしてコッソリ企画していたメインイベント!その母牛『ゆい』の産んだ4産目の子に
名付けてもらおう!という企画です。


実は岡田さんと何個か名前の候補を詰めてる段階だったのですが、大山くんは岡田さん
の弟子だから「名付ける」という事も知って欲しいと強く思い、岡田さんに電話して
大山くんに名付けさせていいか許可を取ってこっそり計画していました。










そして悩んだ末に命名された『金目鯛ちゃん』
理由は好きだから。











 





寿司職人と牛飼いが牛さんを通して楽しくやっているこの企画。
そして、いよいよ『酢飯屋ちゃん』の大型イベントが開催される事が決まりました。
注目の新進気鋭のシェフ、そしてEmeatを現在進行形で扱ってるシェフが勢ぞろい
するようなEmeatの一つの集大成のような大きなイベントです!
1頭の牛さんを通してシェフが垣根を越えて集まり楽しむ。やっぱり和牛って和だ!
環境的な循環の和、牛さんを通して団結する和、牛さんを囲んで楽しむ和!
この機会にそんな楽しい和の中に皆さんもどうですか?
当日は私達家族も会場に常にいますので、ぜひイベントにお越しくださいませ☆








【日時】 9/12(土) 12時00分〜20時00分(何時にお越し頂いても構いません)
【場所】 東京都豊島区東池袋1丁目8-1 《 WACCA IKEBUKURO 




もちろん私たちも参加しますので、この興味のある方はぜひぜひに☆
                詳しくは酢飯屋さんのサイトにて ↓





( Click! )→ 酢飯屋『 いろんなシェフで一頭入魂 酢飯屋ちゃんという牛を食べる会 』























 
14:31 | comments(0) | -

がんばれ!大山くん




前回の日記にて、suido cafe さんのランチのお知らせを書きましたが、
本当に嬉しい事に毎月完売のペースが早くなっていき、今回も販売から
1週間も経たずに完売終了となりました。



本当に嬉しく、その度に今回の子はこうだったと岡田さんが楽しそうに
連絡を下さって、ほんとうに飛び跳ねるくらい嬉しくなります。
今月もそんな連絡をもらったときに、こちらも嬉しい報告がありました。



それは岡田さんが初めて牧場に来て下さったときに名付けてもらった息子
さんと同じ名前の『結 -ゆい- 』君はお母さん牛になり、その1産目が岡田
さんのお店と同じ名前の『酢飯屋』くん、2産目が岡田さんの次男と同じ
名前の『千歳 -ちとせ-』くんで、牛さんは1年に1産するのですが、ちょうど
『結 -ゆい- 』が3産目を迎え、大きな良い子が産まれたのでした。



最近はこういう名前の歴史達がなにかしら形になって、この日記でも再び
登場するなんて事が起こってきているので、とても幸せを感じています。




詳しくはコチラの日記にて(Click!) →  Emeatにっき  『ヤッホー』









メールで写真を送りますので、ぜひ今回も名付けて下さい!と伝えたのですが、
写真を撮ってみるとあまりにも素敵な写真が撮れたので、この日記にアップして
しまいました。ぜひ名前が決まったらこの記事のコメントに書いて頂けると
嬉しいです。







という事で、先日に岡田さんから連絡が入り、名前が決まりました!


         


          『がんばれ!大山くん』
      2014.6.31生♂ 福華1×安福久×平茂勝



以前、岡田さんになんで「酢飯屋」という事でなくて「岡田大介」という事で
活動されてるんですか?と何気なく聞いたところ、「知り合いに寿司職人って
いますか?」と逆に質問されました。これまでの寿司職人では後継者が育って
いない、だからカウンター越しの寿司職人ではなく、生き様をみせる事で憧れ
る職業にしていきたいみたいな事をおっしゃってました。寿司職人として真剣
さの中に楽しんでる岡田さんの生き様を見て、18歳の弟子がこの子の産まれた
次の日に岡田さんの所に入りました。その名も大山浩輝くん!がんばれっ!






同じ事が私達、牛飼いにも言えて、もっと牛さんの魅力だけでなく、生き様を
見せて、息子や娘だけでなく、18歳の子が牛飼いやりたい!と言ってもらえる
ような心構えで牛飼いをしようと刺激をもらった気がします。














『千歳 -ちとせ-』も大きくなり、もりもり食べて成長中です!














そして、ここ数年で一番良く撮れた写真の『酢飯屋』くん!
この幸せそうな反芻(はんすう)の姿はなかなか写真で撮れません。素敵すぎる!


お肉の流通は複雑で、レストランさんなどがリスクを犯して1頭をまるごと買ったり
しないと、なかなか牛さん1頭の事を伝えられないのですが、岡田さんが名付けた子が
母牛になり、その子の名前はお店の名前で、その子がそのお店に行って活躍する。
酢飯屋くんを酢飯屋で!なんていう今のお肉の世界では考えられない事が起こってしま
うかもしれません。



そんな事を想像するだけで元気がでます。















 
11:29 | comments(0) | -

ヤッホー。



先日、岡田ファミリーが牧場に遊びに来て下さいました。
岡田さんは、妹が食の仕事をしていた頃に『銀座食学塾』というのちの私
にもさまざまな縁をもたらしてくれたシンポジウムで意気投合し、3年前
に牧場にも遊びに来てくれたのでした。


岡田さんは『酢飯屋』というお寿司屋さんをやっていまして。と、一般的
な紹介が出来ないような方で、「寿司屋さん」という概念に囚われずに、
料理人としての目線で凄いアイデアでいろんな企画を通しながら農と食、
人と人を結んでくれる凄い方です。



ちょうど3年前というと、何も分からないまま Emeat を立ち上げようと
してる時でした。お魚とお肉という違いがあっても『食』に精通する岡田
さんはすぐに現状を理解して、興味津々に真剣に話を聞いてくれました。
そしてエミートは間違いないです。流通が決まったら必ず連絡下さい!と
本当に背中を押される事を言って頂きました。


3年経って、ようやく流通が動き出して岡田さんにお会いしたいなぁと思
っていたら、牧場に遊びに来てくれました。3年前まだ赤ちゃんだった岡
田さんの息子の結くんも大きくなりました。その時に『結』と名付けた
牛さんは立派なお母さん牛になっています。





みなさんそうなのですが、行為自体は実際に牛さんを見て「名付けた」
だけなのに、不思議と牛の『結』をじっと見つめる姿は本当のお父さん
のようでした。




久しぶりの再会、同じ歳の結くんと『結』


3年経って私にも息子が産まれ、妹も娘が2人、岡田さんも結くんに続き
次男の千歳くんが産まれました。
もちろん、牛の『結』ちゃんもしっかり2頭産んでいます。





『結』の長男は『酢飯屋』君!

来年のクリスマスには出荷予定ですね、と伝えると岡田さんは闘志を
漲らせて「何とかします!」と言って下さったので、もしかしたら


『酢飯屋の岡田さんが息子と同じ名前で名付けた『結』が
      産んだ『酢飯屋』君を酢飯屋でいただく事ができる!』



という何だかこんがらがるけど、よく考えると凄い事が起こるかも
しれません。







そして、もちろん牛の『結』ちゃんの2番目の名前は『千歳』です。
千歳くんと『千歳』
名前を頂いただけ、番号ではなく名前があるだけで、また一段と
管理に身が引き締まります。
 


____



観光牧場ではなく家族経営の小さな牧場で、いつも慌ただしく仕事に
追われる日々ですが、姪っ子2人を連れてたまたま東京から帰省中だ
った妹と、子供達の歳も近い岡田ファミリーと、自慢げに先頭を歩く
息子とでワイワイと牛さんを見て回ったり、子供達にミルクをお願い
したり、普段は都会で泣く時ぐらいしか大声を出す機会が無い子供達
がヤッホーと連呼し、虫を見つけて子供会議、柿を見つけて運動会、
ケラケラと笑いながら見慣れたはずの牧草地をみんなで歩いてみると、
仕事をしてると見えなかった愛おしい景色が見れた気がしました。


秋は牛飼いにとって慌ただしく、世間では食の偽装問題で賑わって
いますが、その景色は難しい事を吹っ飛ばしてなにか食の本質を写し
てるような大切なもので、牛飼いって幸せだな〜と感じました。



さて、今年は秋を飛び越えて冬が来てしまったので、いつもに増して
慌ただしいですが、たまに立ち止まって叫んでみるのもいいかもです。
せっかくの牧場なんですから。



ヤッホー!




























 
11:29 | comments(0) | -
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